長年愛され続けて、もはや長寿番組となった「マツコの知らない世界」。この番組には様々なジャンルの、その世界に精通したプレゼントターがマツコに・デラックスにその魅力について語る番組です。
一癖も二癖もあるプレゼンターが多く登場するわけですが、そのジャンルの世界への愛する姿勢へは脱帽しかありません。
そんなプレゼンター達の愛する姿勢を5年以上番組を見続けている管理人の独断と偏見によって分析し、わかった傾向13選を、それぞれ始めやすそうな初級編、慣れたころに身に付きそうな中級編、一般人と一線を画す上級編に分けて本記事ではご紹介します。
「卵がさきか、鶏がさきか」みたいな話になりますが、彼らの趣味への傾倒の仕方を理解し模倣することで、知らず知らずのうちに自らも趣味へ没頭し、彼らの仲間入りする糸口を探していきます。
「マツコの知らない世界」で紹介されるとどんなに興味のない世界でも、マツコさんが喜んだり、美味しそうに食べているのをみるとついトライしてみたくなりますよね!
管理人は元々鯖はあんまり好きじゃなかったのですが、鯖缶の世界を見て、試しに食べてみたらめっちゃ好きになりました。
初級編
「この趣味極めてみたい!」
そう思ったときに、プレゼンターの方々はまず何から準備するでしょうか。
ここではマツコの知らない世界に登場するプレゼンターのやっていることの一番簡単なまねしやすいところを紹介します。
SNSを使っている
プレゼンターのほとんどは、SNSで自分の行動を発信しています。日々SNSにあげることで共感してもらうことで、モチベーションを保っているのでしょうか。(どんなにニッチな趣味でも理解してくれる人はこの世界にいるんですよね)
また、SNSにあげておくと過去を振り返ることができるのも便利です。
写真を撮り続けている
上の『SNSを使っている』に加えて、今まで訪れたところ、食べたものの写真を全て撮っていきます。
その時、できれば同じアングルで撮り続けることで、並べたときに比較がしやすいです。
色んなプレゼンターの方がやられていますが、カニカマの世界のものをよく思い出します。カニカマ、コスパ良すぎです。
収集する
趣味=収集するということになりますが、コレクションを集めることが大切だと思います。
このサイトに多大な影響を与えているラッセルの「幸福論」でも、収集する趣味は幸福になるのに大事だと論じていました。
インパクトあるのは、包み紙の世界のプレゼンターの方ですかね。カップラーメンの世界の方が、フタを大切に保管されている、と知ったときは衝撃でした。
中級編
初級編をこなしていく中でなんとなく方向性が見えてきたでしょうか。0→1の初級編ではとりあえずやってみることが大切でしたが、1→10の中級編では集まったデータを抽象化していきましょう。
グラフ化・数値化している
多くのプレゼンターは集めたデータを五角形グラフで表したり、「~系」と言った風に特徴を系統別に分けていきます。
タピオカの世界では、タピオカの硬さを独自に1~10で数値化し、わかりやすく説明されていました。
また、広いジャンルの中からテーマの幅をぎゅっと狭めることを大切です。
「ラーメンの世界」もいいですが、「冷やし中華の世界」や「サーラータンメンの世界」などに狭めることもできますし、
「カレーの世界」でなく、
「ダムカレーの世界」や「間借りカレーの世界」などのニッチで寡占な世界なら、すぐにあなたはトップクラスの専門家になります。
この過程の中で、独自の分類方法を編み出すことでただの「楽しむ人」から、「専門家」へ近づくかと思います。
毎日し続ける 例「一年間で300杯以上食べる」
日々のデータを積み重ねることで、一般の方との差別化が可能となります。
普通の人が毎日同じことを続けるのは意識しないと無理ですし、意識しても続けることはむずかしいので、ここを続けることができると一つ抜きんでることができます。
長期間し続ける 例:「○○年間データを取り続けた」
毎日はさすがに厳しいかもしれません。ただ、「旅行いった際には必ず食べる」や、「見かけたら必ず購入するようにする」など、自覚を持って収集し記録することで、いつのまにか○○年以上愛好している人になります。
ディップソースの世界の人みたいに、全国の道の駅を車で巡ってかたっぱしからご当地のディップソース買っていくの楽しそうです!
においを楽しむ
ここから、少しづつマツコさんが引く要素が出てきます。
多くのプレゼンターは一般の人とは異なる場面で匂いを楽しみます。
よくあるのが、パッケージを開けた瞬間の匂いです。
食べ物の他に文房具系のものも、開けた瞬間の匂いを楽しむよう言うプレゼンターの方が多い印象です。
ずっと覚えているのは、マスキングテープの世界のプレゼンターの方がマスキングテープをいい匂いと嬉しそうに語られてたシーンです…
↓同じようなことを思っている人がいました…。
マツコの知らない世界が深夜帯でやってた時の、マステの匂いで恍惚としてた人やたら記憶に残ってる
— 真緑 (@mmdr_bird) May 18, 2021
グッズを身に着ける・創造する
きな粉の世界のプレゼンターは大豆のネックレスを、レンコンの世界の方はレンコンのネックレスを手作りで作っていました。
他にもその世界の色味があった服で合ったり、プリントされた服やイヤリングをされている方がほとんどで、全身に包まれたい欲を満たされていることが多いです。
上級編
初級編、中級編をクリアした方はすでにもう立派な専門家レベルまでいかれていると思います。ただ、マツコの知らない世界に登場するにはもう一つ抜きん出る必要があるかと思います。一般人と一線を画す上級編をまとめました。
自分でアレンジする・新しい世界を創り上げる
自分で得たデータ・分析結果を元に、新しいことに挑戦してみましょう。
カキ氷の世界の方は、自身で食べまくった経験をもとに、カキ氷専門店を開かれていました。
衝撃的だったのは、チョコミントの世界のチョコミント王子が作っていたチョコミントパスタです。マツコさんは流石においしいとは言っていませんでしたが…。
対象とコミュニケーションを取れるようになる
熱狂的なプレゼンターの多くが、好きな物への愛情が深まりすぎるあまり、途方もない時間を共に過ごします。その中で覚醒し、対象のものと話ができるようになります。
人間の脳は、極度の睡眠不足に陥ると幻覚が見られるようになると言います。
対象について考え抜き、興奮して寝られなくなることで、真のプレゼンターへと覚醒を促しましょう。
バナナシェイクの世界では、バナナと一緒にいすぎて、食べ頃のバナナが光って見えるようになったと話されていました。
協会を設立する、またはチームに属する
からあげ協会や、餃子協会など、プレゼンターの多くが協会を設立または属しています。
そんな共通の趣味で結婚して夫婦でマツコの知らない世界に登場することもしばしば見受けられました。
一緒に楽しむことができる存在が大切なようです。
歌を作る
色んな世界の方々が歌を作られていましたが、衝撃だったのは朝ラーメンの世界の方の歌でした。
好きすぎるとその愛を歌いたくなるものなんでしょうか…。
何かしらのつらい過去を、その趣味で乗り越えている
人生に絶望したときに食べたものは何でしょうか?
その絶望から這い上がってこれたきっかけはありますか?
きっかけとなった対象には、無意識下からその対象へ無限の感謝が生じ、その対象への関心が止まらなくなり、真のプレゼンターへと覚醒が促されます。
そういった記憶がないか、ぜひ一度振り返ってみてください。
芋けんぴの世界のプレゼンターの方は拒食症の時に唯一食べられたのが焼き芋で、作ってくれた母親に救われたと話されていたのが印象的でした。
まとめ
本記事では管理人の独断と偏見によってプレゼンターの方を分析し、下記の11選の傾向を見いだしました。
- SNSを使っている
- 写真を撮り続けている
- 収集している
- グラフ化・数値化している
- 毎日続けている
- 長期間続けている
- 匂いを楽しむ
- グッズを身に着ける・創造する
- 自分でアレンジする・新しい世界を創り上げる
- 対象とコミュニケーションを取れるようになる
- 協会を設立する、またはチームに属する
- 歌を作る
- 何かしらのつらい過去を、その趣味で乗り越えている
この記事が皆さんのニッチな趣味を探したり、深堀りする一助になりましたら幸いです。
また、こういう特徴もあるよね、などありましたら是非お教えください!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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