アロマセラピーとは
アロマセラピーとは植物から抽出した精油を利用した療法のことです。忙しい現代人は交感神経が緊張しっぱなしです。そこで香りによって、副交感神経を活発にしリラックスしていくのがアロマセラピーの大枠となります。
嗅覚を通して直接脳に働きかけ、人間の自然治癒力を高め、疲れた心身を癒してみましょう(ちょっと言い方がスピリチュアルっぽくてすみません)。またアロマセラピーには香りを楽しむやり方の他に、精油をマッサージで直接皮膚に塗っていく方法等もあります。
楽しみ方・魅力とは
本記事では芳香浴という、香りを楽しむシンプルなアロマセラピーについて紹介してきます。
基本的には、精油から香りを拡散させそれを楽しむ、という流れになります。
梅干しを想像するだけで無意識によだれが出てしまうように、いい匂いを嗅いだだけで無意識に人はリラックスしていきます。
いつも頑張っている自分へのご褒美に最適です。
メリット・デメリット
メリットとしては、副交感神経を刺激することで日々のストレスを癒すことができる、部屋の消臭、眠りにつきやすくなる、虫よけになる等あります。
デメリットとしては、いくつかセットでそろえることが手間、ということくらいでしょうか。
他に、使用する方法によっては精油の使用量が激しく思ったよりも金額が高くつくこともあるとかありそうです。
はじめかた
今は百円ショップにもアロマセラピーグッズが売っていたりするので、お手軽に始められます。
次の章で紹介する、アロマセラピーに必要な一通りのグッズを元に手元に揃えてみましょう。
・準備するもの
揃えるべき必要なものは二つに分かれて、なんというか、土台と精油になると思います。
土台について代表的には、下記のような3つの方法があります。
①アロマストーンを使用(約500円~)
アロマストーンに精油をたらし、液体がしみ込んでいきます。少しずつ揮発する中で香りが部屋に広がります。
ネット記事では、無印良品のアロマストーンを推す記事を多く見受けましたが、一方アロマストーンは精油の使用量が激しく、そこを指摘する方もいらっしゃいました。
ただ、無印良品のアロマストーンかわいいです。
②アロマディフューザーを使用(約2000円~)
市販されているアロマディフューザーを部屋に置くだけです。ガラス瓶に刺さっている棒から、アロマの香りが部屋に広がります。そのため、精油の準備は必要ありません。
③アロマランプを使用(約2000円~)
アロマランプは電気で温め、香りを発するものです。
幻想的な光と共に、香りを楽しみましょう。
次に精油をそろえましょう。
精油自体の価格は色々ありますが、安すぎると、内容物が薄められたりしているので、気を付けましょう。無印良品のものを使っておけば、なんとなくイメージがいい気がします。
香りにはそれぞれ柑橘系、ローズ系、ラベンダー系、ヒノキ系など色んな系統があります。
自分の好きな香りがなんなのか色々と試してみましょう。
ちなみに精油に関して、アロマとフレアフレグランスの違いですが、
アロマは自然から作られたもの、フレアフレグランスは人工的に作られた匂い、ということもしっておきましょう
下記に無印良品の精油を参考までに貼っておきます。
毎日アロマを楽しんでいる人のおすすめ商品
大手百貨店勤務の知り合いで、毎日アロマを焚いて、全身をマッサージしている友人に聞いたところ、生活の木のハミカムデュフューザーが精油の使用量も少なくコスパがよいと言っていたので、おすすめしておきます。この記事で一番伝えたかったことかもしれません笑。
初心者の楽しみ方
香りにはいろんな系統があります。
例えがアロマとはイメージが真逆ですが、ラーメンでいう、醤油派、塩派、豚骨派、味噌派のようなものです。
それぞれの香りを場面場面で使いこなせたらかっこいいですが、まずは自分がどの香りの系統が好みである、と言えるまでがまず一歩だと思います。
さらに道を究めたい人
ここまででご紹介したのはアロマセラピーを楽しむ第一歩目の手引きとなります。
香りの道は奥が深く、派生して様々楽しむことが出来ます。
アロマディフューザーの作り方
通常に購入すると、けっこう高額になりがちなアロマディフューザー。ただ家でも簡単に作ることができます。下の画像では竹串で作成してて目からウロコだったのでぜひご覧ください。
香水の作り方
市販されている香水みたいないい香りを出すのは難しいですが、自分でも作れる方法を伝えられている動画を見つけましたので、貼っておきます。
アロマストーンを拾ってくる
石専門家の確かな筋からの情報によると、軽石や石灰石などでも代用可能なようです。
ただ、通常市販されているアロマストーンは石膏や素焼きでできているようで、石膏でしたら下記で作り方を紹介されていたので、おすすめします。
アロマセラピーの資格を取る
アロマセラピーに関する資格は山ほどありそれだけで一つの記事ができてしまう程です。
下記記事に細かく説明されていたので、興味がある方は一読をおすすめします。
資格を取ると、アロマの販売ができたり、アドバイザーや、施術もできるようになったりと色々派生していきます。
香道への道を行く
茶道、華道と並び、日本三大芸能の一つ香道。
京都で400年以上の歴史を持つ、薫玉堂 (くんぎょくどう)さんで香道体験が2500円でできるそうなので、ご興味ある方はぜひ。
まとめ
本記事では、アロマセラピーの最初の一歩目についての手引きと、おすすめの商品について紹介した後、さらに求道するためのいくつかの道をお伝えしました。
読んでいただいた方に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
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