ストリートワークアウトとは、公園等の屋外で、自らの体重を利用して自重トレーニングをする今欧米で大人気の文化になります。
コロナでジムになかなかいけない中健康のために筋トレをしたい人、もっと筋肉を付けたい方におすすめです。
本記事では、そもそもストリートワークアウトとは、どうやって始めるか、管理人の独断と偏見で選ぶやってみたい技3選についてご紹介します。
そもそもストリートワークアウトとは
そもそもストリートワークアウトとは、下記のような運動のことです。
公園やビーチ等で「筋トレが遊びになる」運動方法。健康器具、鉄棒・平行棒・雲梯棒を使用して行う自重トレーニングで、運動経験や運動能力などに関係なく、老若男女誰でも手軽にでき、遊び感覚で体作りができる新しいスポーツです。
発祥は古代ギリシャまで遡るが、2010年頃からロシア等東ヨーロッパやアメリカ合衆国で人気のムーブメントとなり、現在では世界中に広がりをみせています。
引用元:ストリートワークアウトジャパン
今世界中で人気を得ており、競技人口は1億5千万人を超えているようです。
ストリートワークアウトには、キャリステニクス、プリズナートレーニング、ゲットートレーニングという3つの源流があります。
キャリステニクス
「キャリステニクス」という古代ギリシャ語のKallos(美しさ)とSthenos(強さ、力)が語源の言葉が原型となります。
余談ですが、
古代ギリシャというと紀元前8世紀から4世紀程までの長い期間の総称となります。
日本で言うと縄文時代から弥生時代に当てはまりますね。邪馬台国の女王卑弥呼の時代は、2世紀~3世紀なので、日本が骨占いとかしている時期にギリシャの人たちは筋トレしていたんですね。
まだ、筋トレ用の機材もない中、俊敏性と美しさを兼ね揃えるためにギリシャ兵はこのキャリステニクスという自重トレーニングで鍛えていたことになります。
そんな正統美の面もありつつ、ストリートワークアウトには「ストリート」というだけあってアングラな面も内包しています。
それがプリズナートレーニングと、ゲットートレーニングです。
プリズナートレーニング
プリズナートレーニングとは、文字通り囚人の筋トレのことで、
筋トレ器材の無い刑務所では自重トレーニングが一般的になります。
「力こそ全て!」な刑務所内では生き残るために自らの体重で日々鍛えなければならない過酷な現実があるんですね。
ゲットートレーニング
ゲットーとは本来ナチスドイツ時代のユダヤ人用の強制収容所のことを指しますが
アメリカでは黒人スラム街のことをスラングでゲットーと呼んだりします。
そんなスラム街の公園で遊具を使った自重トレーニングがされ始めたのが、このゲッタートレーニング。
現在は、名前の印象が極めて悪いため、ストリートワークアウトになりました。
実際にやってみた
前提(現在の筋肉状況について)
まず実家に戻ってきて今まで70kg近かった体重が80kg近くになっており、体が重たいと感じている状態です。
また、以前懸垂を頑張って10回できるようになるまでの記事を書きましたが、あれから毎日懸垂を続けてだいたい3ヶ月ほどになっております。
ただ懸垂を10回連続でやるにはしんどいので、6回と、2回、2回くらいに分けてやる感じでやってます。
毎日習慣で続けているからと言って、けっこうマンネリでやっている感は否めないので、筋肉を維持している程度で、「懸垂15回、20回できるようになった!」という輝かしい未来はまだ来ておりません。
筋トレ中は何も考えずにやるとただただしんどいので、ラジオやポッドキャストで
オールナイトニッポン(オードリーやクリーピーナッツ、佐久間さんの)を聴いたり、ハライチのターンを聴きながら運動しています。
最近は寒いので家の中で腕立て伏せ10回で妥協しているのですが、今までは大嫌いで続かなかった腕立て伏せが全然嫌じゃないレベルで続けられているのは、今まで懸垂をやってきたおかげだと思います。
また、せっかく公園に懸垂しに行っているのだからと、鉄棒に向かってハイキックを片足40回づつやって足の筋トレしていました。(ハイキックは部屋の中でもできたので継続しています)
基礎的な筋肉を付ける
最近は寒いのでできれば外に出たくないですよね。そんな時に参考にしたのが、レッドブルのサイトで紹介されていた「初心者向けキャリステニクス」です。
サイトで紹介されているのは特殊な機材を活用するものもあったため、自分の体重でできるモノをピックアップしていくつかやってみたので、その感想をお伝えします。
フロッグスタンド(かえる逆立ち)
やり方について日本語でわかりやすく説明している動画があったので、貼っておきます。
《レップ&セット》ホールド最長10秒を目標にして5回トライする。×3セット(セット間に休憩60秒)
ウォール・ウォーク
《レップ&セット》不安を感じない範囲内で壁の上まで足を進め、そのまま足を使って元の位置へ戻る。様々な高さを試し、どこまで行けるのかトライしてみよう。追い込みたいなら、床に足を戻さないで3〜5レップ繰り返す。レップ数を問わず3セットを限度にする。セット間に十分な休憩を挟む。
ウォールウォークのわかりやすい動画はこちらです。
体験してみて、一日目は、伸ばした肘が80kgの全体重を支えたため、ぎしぎしと言って折れるんじゃないかなと思いました。
逆立ちした状態になるので血が頭に昇り、くらくらとしてくるため、初日は、3レップ?3回だけやって終わりました。
二日目に、慣れ始めて2セット目までいけましたが、またくらくらとしてきたので、中止します。
また、日常生活の中で腰の痛みを感じるように…。
その後、レッドブルのサイトの中のウォールウオークの説明を聞き返して分かったのですが、
背筋をピンと伸ばした状態でやるといけないそうです。
ボディーを殴られた時に耐えるようにお腹に力を入れて少し丸まった姿勢を維持しながらウオークをウォークする必要がありそうです。こちらも今後続けていこうと思います。
今後の筋トレ方針について
今までの
・懸垂 10回 (or腕立て伏せ)
・ハイキック 片足40回づつ
に付け加えて、
フロッグスタンド 5秒×5 3セット
ウォールウォーク 3レップ 3セット
をしていこうと思います。
この筋トレの後、朝ヨガを夜やるのにはまっています。
すごいストリートワークアウトの技3選
続いていつかやってみたいと憧れるストリートワークアウトの技について3つ紹介していきます。
懸垂に憧れてできるようになったので、頑張ることができれば、これから紹介する技もきっとできるようになる…はず!。
ヒューマンフラッグ(人間こいのぼり)
管理人が初めてストリートワークアウトをやってみたいなと感じたのは人間こいのぼりを見た時でした。
いつかできるようになれるのか…。
プランシェ
腕立て伏せの状態で足が上がった状態になるプランシェ。
これができれば公園の遊具を使って筋トレをしている時に、お子様を連れている保護者のお父さんがが通り過ぎても不審者扱いされずに羨望のまなざしで見られること間違いなしです。
贅沢にもアジアチャンピオンの方が0からプランシェをできるようになるまでをまとめてくれている動画がありましたので共有します。
バックレバー
バックレバーも超人的な技な感じがして好きです。
こちらも、先ほどのプランシェについて紹介されていた方が同じように詳しく説明されていたので、
動画を貼っておきます。
まとめ
以上、そもそもストリートワークアウトとは何か、から始まり、家でもできるストリートワークアウト用の基礎トレーニングについて紹介し、実際にやってみている感想をお伝えしました。
最後に将来やれたらめちゃくちゃかっこいいと思うストリートワークアウトの技を3つご紹介しました。
東京オリンピックではスケートボードが種目として決まったり、次の大会ではブレイクダンスが種目になることが確定していたりと何かとストリート発祥のものがメジャーになってきてます。
今はまだ日本ではニッチな感じですが、いつかストリートワークアウトも今後オリンピック種目になる日がくるかもです。
引き続き筋トレを続けていきます。
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