【難易度】☆
【手間】☆
【費用】☆ 一枚一枚のポストカードは150円程
美術館や展覧会に行った際に購入できるポストカード。
150円という廉価な価格で売られているポストカードを集めるのは、財布に優しい趣味になります。
本記事では、ポストカードを集める楽しさやメリットについてお伝えし、デメリットに関してもお伝えしていきます。
手ごろなアートを日常に取り入れたい、と考えられている方におすすめの趣味になります。
お洒落なポストカードを収集する楽しさについて
楽しさ① 自分の好みの変遷を知れる
えてしてアーティストの作品はその時の感情や環境などのライフスタイルに合わせて絵柄も変化していきます。
例えば熊谷守一でいうと、初期の頃は暗くて死と向き合うようなテーマが多いですが晩年は一転、明るい色調とあえてくっきりと描く輪郭、シンボリック?な絵になってきます。
直感で一番好ましいと思って購入したそのポストカードが、そのアーティストのどのライフスタイルの時と感性が合うのかわかってきます。
色んなポストカードを購入→保管を繰り返していくと、振り返ったときに自分の好みの変遷が知れて楽しいです。
楽しさ② 今後のデザインの参考になる
チラシや、ポスター等、ちょっとしたデザイン力が必要な作業時、アイデアに煮詰まったことはありませんか?
そんな時に、ふと収集したポストカード帳を眺めると、このデザインを元にしてみようなど思えるものに出会えます。一度は自分の心の琴線に触れたポストカードを集めたポストカード帳は、自分の好みのセンスの塊になっています。
楽しさ③ 圧倒的なお手頃価格でアートを味わえる
まずポストカードが、一枚150円くらいの価格のものがほとんどです。百円ショップや、文房具店、無印良品やロフトでポストカード帳を購入し収集するのも楽しいですし、百円ショップでポストカード用の額縁が売られているので購入して、ちょっとしたスペースに飾ることで300円以下で、自分の好きなアートを部屋に飾ることができます。
季節に合わせて、お気に入りのポストカードを入れ替えて日々の生活にアートを取り入れてみてはいかがでしょうか。
楽しさ④ 思い出帳として機能する
ポストカードを収集しておくと、後日振り返った時にその一枚一枚から購入した時の情景を思い出すことが出来ます。この繰り返しによって、購入したポストカードとの記憶の結びつきがますます強くなり、ポストカードの元になったアーティストのことを覚え、愛着が湧いてきたりもします。
世界に通用するアートの教養を自分なりの捉え方で身に着けることができます。
お洒落なポストカードを収集する、物足りない点
物足りない点 小さくて、迫力がない
あくまでポストカードは本物のコピー品で、100mm×148mmの紙切れに過ぎません。
ポストカードを見て、当時の美術館の様子や絵の様子を思い出すことはできるとは思いますが、本物の力強い筆のタッチや絵の具の立体的な質感などは一切ないです。
ポストカードの本来の使い方で:大切な人に送り続ける
ポストカードとは、本来誰かに送るもの。
両親や、パートナー等大切な方にポストカードを見るたびに手紙を書いてみてはいかがでしょうか。
手紙はどんな時でももらったら嬉しいものです。
送られた方が収集されることで、自分が収集するのとはちょっと違ったほっこりとした思い出帳をプレゼントすることができます。
まとめ
本物には確かに迫力が劣るかもしれませんが、ただ本物は何千万円もすることもあります。一方ポストカードは150円程です。
本物でなくても、せめてそのエッセンスだけでも感じたい人には、ぜひおすすめしたいです。いつか本物も購入できる日が来ることを夢見ていきましょう。
本記事では、お洒落なポストカードを収集する趣味の楽しさや、物足りない点について紹介してきました。
ぜひ、美術館や展覧会に行かれた際はポストカードを手に取ってみてはいかがでしょうか。
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