ボディフレグランスとは、香水より匂いが軽くふんわりと香ります。また、汗の臭いや体臭を消すために、近年男性女性を問わず利用されることが多くなってきました。
香水のように強い匂いでなく、ちょうど「洗剤」の香りくらいを求めている方におすすめの製品です。
本記事では、そもそもボディフレグランスとは、からお伝えし筆者とボディフレグランスの出会いから、どうやって使用するのかを簡単にご説明し、お気に入りのボディフレグランスを各思い出と共にお伝えしていきます。今回も独断と偏見が入り混じっているので、ぜひ体験してみて、ご自身の鼻と体で実感してみてください。
管理人自身の経験でいうと最初は付けるのが恥ずかしかったですが、一度付けてみたところ案外周りからは指摘されなかったのでそれからは普通に付けるようになりました。
臭いがスメルハラスメントとも言われる現代、欧米の方が日常で香水を付けるように、日本人も匂いを付ける習慣がつくかもしれません。
ボディフレグランスとは
ボディフレグランスとは、最初にも紹介しましたが香水未満石鹸以上の、香りを身に着けるものとなります。
フレグランスという意味ですが、体に香りを付けるタイプの業界では一般的に香るもの全般を指していうそうです。
そのため本記事は、ボディスプレーやボディミスト、ボディクリーム等香り身に着けるものを全般的に対象にした記事となります。
下記のアロマセラピーの記事では、「フレグランスとはアロマが天然物を意味するのに対して人工的な香りを意味している」と紹介しています。意味に少し違いがあることに注意してください。
ボディフレグランスは、体臭を消すという意味のデオドラントとしても利用されるため、季節を問わず汗の臭いが気になる方、煙草の臭いを消したい方に利用されることも多いです。
メンズボディフレグランス市場の現状
実感ですが、「男は黙ってファブリーズ」な状況ではないでしょうか。
煙草を吸ったらファブリーズ、汗をかいたらファブリーズ、帰宅をしたらファブリーズなど、ファブリーズの万能性が光ります。
他に男子高校生からよく利用されているのは、シーブリーズや8×4など、こちらも汗をかいた時に利用されるイメージがあります。
余談ですが、上のスマートシトラスの種類の8×4を尊敬していた大学時代のイケメン先輩がよく利用していて、この匂いがすると先輩を思い出します。
匂いってすごいですね。
ただ、全体的に「汗をかいたら」・「煙草を吸ったら」等の臭いが生じる行動の後、臭い消しとしての利用が一般的で、少しずつ日常的に利用されている方が増えてきているものの、まだ普段使いはしないなぁという人が多いのも現状だと思います。
管理人とボディフレグランスの出会い
またまた余談で恐縮ですが、管理人がボディフレグランスを知ったのは、京都で大学生をしていたころです。いつも木屋町(東京でいう歌舞伎町)で夜な夜な遊んでいた留学生の韓国人の女性がいて、授業で知り合って友達になりました。
その人が帰国することになった時、「化粧品を持って帰れないからもらって」と、大量に英語やら韓国語やら怪しい言語で書かれていた化粧品の数々を譲ってもらい、その中にあったのがボディフレグランスでした。
その女性からはいつも良い香りがするなーと思っていたのですが、「あこれ使ってたんか」と判明したのがボディファンタジーという商品でした(どの種類だったかは後述します)。興味はそこからでした。
ボディフレグランスの使い方
ボディスプレーの使い方
ボディスプレーの大手AXEの公式HPによると、下記のように下半身に付けるのが良いとされています。
香りは基本的に、下から上にかけて立ちのぼっていきます。したがって、香りをより持続させ心地よく香らせたい場合は、足首・太もも・膝裏・脇腹など、下半身を中心につけるのがポイントです。付けた後は、手のひらで軽くプッシュするなどして肌になじませてあげるのも良いと思います。
AXE.lab より引用
また、AXEはボディスプレーの使用する時間帯について、朝と夕方が良いと推奨しています。
なぜなら、香水と異なり、ボディフレグランス全般は香りが少し弱いため長時間キープすることが難しいためです。ただ、一回に付ける量が多いと逆に匂いが強すぎることにもなりかねないので、
朝と夕方を推奨しています。
また、AXE.labでは服にボディスプレーをかけることを、服のシミの原因になることから推奨していません。ただ、管理人自身としてはボディに直接かけるより服にかけた方がより香りが長持ちする気がして(服の方が温度が低い分、匂いの揮発が抑えられるのでしょうか)、ワイシャツの下に着るTシャツの脇の箇所に付けることが多く、おすすめしたかったのですが、公式からは推奨されていませんでした。
ボディミストの使い方
ボディミストは香水と異なり、香りの持続時間が1時間~2時間程と言われています。そのためこまめに付ける必要があります。また、香りづけ・デオドラントの他にも化粧水としてスキンケアとしても効果があるのが特徴です。
付け方としては、手首や耳元、首のうなじに付けると即効性がありますが、ボディスプレー同様太ももや足首に付けるとより効果が持続するようです。
ボディクリームの使い方
ボディクリームも香りの持続時間は短めです。
ボディミストと同様に、香りづけ・デオドラント効果があり、保湿効果もあります。
保湿や美肌効果を狙うなら風呂上りに付けるのが良いですが、本記事の香りを楽しむには、体温が高い耳の後ろや首元、手首や足首、太ももの内側などに付けると良いと思います。
女性がボディクリームを使う時の目安として、「100円玉程度の量」とメルヴィータという化粧品のサイトが伝えていたので、体表面積がより広い男性の場合は100円玉2枚分くらい、ということになるのでしょうか。いつも適当に着けていたので、ちょっと適当な分量がわからず申し訳ないです。
ボディクリームは冬の乾燥肌にも優しい味方です。
おすすめなボディフレグランス
ここでは、香水未満石鹸以上のボディフレグランスについて商品をお伝えしていきます。
ふと気が付くと香るいい匂いで、うきうきした気分で日々が送られること間違いなしです。
ボディミスト:ボディファンタジー
香水にハマって高級香水も含めていくつも所持してるソンフンが、ほとんど空になるまで使ってるお気に入りボディスプレーがボディファンタジーなの本気で愛した pic.twitter.com/ttSZQnCll0
— m i m o (@mimo113008) August 3, 2021
上記の韓国の女友達が使っていたのは、ボディファンタジーのフリージアっていう種類でした。
めっちゃいい匂いです。それでいて、香水のようなくどさがないので付けやすいです。
正直ボディファンタジーならどの種類もおすすめです笑
今アマゾンで見たら800円くらいでちょっとお高めでした。大体50mlの小さいサイズで400円前後で売られています。コンビニとかでも普通に見かけるので探してみると案外あるかもしれません。アマゾンでは5つセットで2059円で、ようやく普通のお値段くらいでした。
ボディスプレー:AXE
個人的に商品のラベルに大きく女性の笑顔の写真が使われているのがちょっと昭和っぽくて購入をためらっていた商品でした。
ただ、下記記事でも紹介しているようにFGOというアプリゲームに出てくるファラオとコラボしていたことがあり試しに購入してみたら普通にいい香りでした。
特に赤色のパウダリーフローラルっていうのを愛用しています。AXEからはボディスプレーの他にもボディーソープも出ていて、使用感はよかったのですが、個人的には牛乳石鹸で外出の際にボディスプレーをかければいいかなと思っています。
ただ、今後ボディソープに関してももしかしたら牛乳石鹸以外を使ってみて、意外と奥深いことにに気づいて新しく色々と開拓し始めるかもしれません。
ボディクリーム:ヴィクトリアズシークレット
会社員時代のいわゆるお局系女帝がおすすめしていたボディクリーム系のフレグランスです。
今調べてたら、女性下着の会社でもあるんですね…。
「フリージアとフレッシュなヒナギクのVictoria’s Secretで一番クールな香り」なクリームソーダみたいな色のがお気に入りです。
柔軟剤:ランドリン
どうでもいいんですが…私、普段ランドリンという柔軟剤を愛用しているのですがこの季節に出るさくらの香りのランドリンはマジでいいにおいなんでオススメです…去年知って1袋しか買わなかったの後悔したから今年はボトルと詰め替え×3買った! pic.twitter.com/njftRC5MvI
— imari🍉アイドール大阪でるよ! (@prima_imari) January 28, 2022
以前「佐久間宜行のオールナイトニッポン」を聞いていた時にリスナーから一押しの商品として盛り上がっていたのがランドリンです。ネットでその頃の記録がないか確認してみましたが、見つかりませんでした。1年以上前の放送だと記憶していますが、それからずっと頭の片隅にランドリンがちらつきます。
ただ、通常の柔軟剤より少しお高めで、薬局行くとついその時に割引されているレノアとかソフランに手を出してしまうんですよね…。
いつか絶対に試してみたい商品です笑。
L’air De SAVON
知り合いの女子大生に聞いたらおすすめされた一品。
石鹸のような香りと柑橘系の香りがさわやかでとても気に入りました。
においは30分くらいで消えてしまうくらいな感じなので、きつくなくてよいです。
管理人は長持ちさせるために、どこかのユーチューブのショートで見た、
ワセリンを先に塗ることで香り長持ちという豆知識を活用しています。
リピート間違いなしの一品です。
ベビーパウダー
これも前述のおっさんラジオ「佐久間宜行のオールナイトニッポン」でたびたび紹介されていた
一品です。
ラジオでは、夏の蒸れる時期にベビーパウダーを金玉に塗ればすーすーして快適!と笑っていましたが、汗の出るほかの箇所用に試しに購入しました。
購入するとき恥ずかしかったです。
実際につけてみると確かにべとべと感がなくなってなんとなく清潔な感じがしてとてもよいなと感じました。
本記事はボディフレグランス系の記事なのでちょっと話題から逸れてはしまいますが、
有益な情報だったので一応書いておきます。
なんというか、一日付けた後、その翌日もなんとなくさらさら感が持続している感じが
自分の清潔感のレベルを上げてくれたようでうれしかったと感じました。
ボディフレグランスをニッチな趣味として開拓していく
自分の中での今後の方針ですが、『【参考にしたい!】芸能人のニッチな趣味6選』で紹介した安住アナの醤油のデータの取り方を参考にして、ワインのラベルブック形式で記録を取っていきたいと思います。その中でいいなと思ったおすすめの商品を本記事で追記していきます。
具体的に記録する内容としては、
・Name of Wine (ボディフレグランスの名前)
・Vintage (製造年月日 これは必要ないかも)
・Producer(製造メーカー)
・Type (甘い?さわやか?)
・Bought at (購入した場所)
・Price (値段)
・Date(購入した日付)
・Tasted at (試した場所)
・Dated (試した日付)
・Served with (その日の服装は)
・Score (それぞれのスコア)
・Comments(備考)
こんな感じでしょうか。
ワインラベルブックは、さすが歴史あるワイン愛好家たちにもまれて形を整えていっただけあって、必要な要素を記録するためのテンプレートがすでにあるので、趣味の記録方法としては最適な気がします。
ラベルブック方式でまとめれば何でも趣味として確立しそうでわくわくします。
また、『マツコの知らない世界のプレゼンターを分析して分かる趣味没頭の仕方13選』でプレゼンターたちがやっていたように、香りの傾向等分析してまとめられたらもっと面白そうです。
まとめ
本記事では、ボディフレグランスとは何かからお伝えし、「汗をかいた後に付ける」ではなく、日常に使えるおすすめのボディフレグランスのご紹介をしてきました。
源氏物語では薫の君や匂の宮など、体臭の良さで名前が付けられている人物が登場しました。平安のモテモテ男子までいかなくても、せめて周りの方に嫌がられないくらいの体臭でいたいものですよね。
ぜひ、ボディフレグランスを身に着けてみて、日々の気分をあげてみてください。
余談ですが、香りについて思いを馳せるとめちゃくちゃ色んな思い出がはっきりとよみがえってきてびっくりしました。
どこかのマーケティングの本で読んだのですが、視覚よりも味覚や聴覚といったものはより原始的な感覚で脳の中心部、海馬に近いところで感じていると書いてありました。
その分強烈なイメージとして脳に残っていたのでしょうか、ぜひ皆さんもお試しください。
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