【雲初心者向け】雲の種類とその特徴から見分け方を覚えてみる

インスタ映え

ぼんやりと空を見上げると、ゆっくりと流れていく雲。そんな雲がどんな種類の雲かわかったら人生が少し楽しくなると思いませんか?

本記事では、基本的な雲の種類の説明と覚え方、見分け方についてご紹介します。初心者から雲アマチュアになる一歩踏むための知識がつまった記事になっています。

がんばって覚えて明日の雨を天気予報を見ずに予測できるようになりましょう!

 

必修 雲単語5単語

英語を勉強するにあたりまず英単語から覚えはじめますよね。何かの学問に振れる時、その分野の専門用語をまず覚えることが大切です。

まず雲単語5単語を脳だけでなく、体にしみ込ませましょう。

その五単語とは巻、高、乱、積、層です!下記順に説明していきます。

イメージで理解できるようにお伝えしていき、後で詳細をご説明していきます。

 

①巻(けん)

意味)めっちゃ高いところ。とりあえずこうやって覚えてください。

②高(こう)

意味)高いところ。

③乱(らん)

意味)雨降るよ。

④積(せき)

意味)ドットな感じ。(縦に発達する雲)

⑤層(そう)

意味)①シート状な感じ。(横に発達する雲)②低いところ

雲の基本の種類

さて、必修5単語をイメージできるようになったところで、次の10単語+名称12単語について覚えていきましょう。

ここでは、実際の雲の形と名前を見比べて覚えていきます。

 

必修 雲単語10単語+名称12単語

①巻雲(けんうん):すじくも

巻雲→『めっちゃ高いところの雲』という意味になります。

めっちゃ高いとは、地上から5000m~13000m付近にあり、上層雲にカテゴリーになります。

その在り方をよく表現されるフレーズは、「はけではいたような雲」です。

すじのようにも見えるためすじ雲と言われています。透明で白っぽいです。

 

これを言って通じる方は少数かもしれませんが、高校時代に、グラウンドから砂が風であおられて玄関口に入ってきて、できていた模様に似ているなと最初見た時思い出しました。

巻雲は氷粒でできていて(めっちゃ高いところはめっちゃ寒いです)、それが風であおられ、上昇気流の中でこのような形になっているそうです。

透明で白っぽく見えるのは、氷粒が水よりきらきらしているからでしょうか。

 

●暗記事項まとめ
【単語】  巻雲 すじ雲 上層雲
【見え方】 遠くに見えて、透明で白っぽくはけではいたような雲

②巻積雲(けんせきうん):うろこ雲

巻積雲→『めっちゃ高いところのドット柄の雲』という意味になります。

巻雲と同じ地上から5000m~13000mほどの上層雲に分類されます。

その様子からうろこ雲とも呼ばれます。

 

こちらもめっちゃ高いところなので、氷の粒でできています。

まためっちゃ遠いので一つ一つの雲が小さく見え、小指に隠れたらこの雲に分類されます。

 

●暗記事項まとめ
【単語】  巻積雲 うろこ雲
【見え方】 一つ一つの雲が小さく、透明で白っぽい雲

③巻層雲(けんそううん) :うす雲

巻層雲→『めっちゃ高いところのシート状の雲』の意味になります。

上空5000m~13000mの上層雲に含まれます。

上空を薄いシートで覆われたようになっていたら巻層雲です。

 

この雲がどんどんと厚くなっていったら雨が降る予兆になります。

 

●暗記事項まとめ
【単語】  巻層雲
【見え方】 白っぽい薄いシート状になっている雲

④高積雲 (こうせきうん):ひつじ雲

高積雲→『高いところのドット柄の雲』

「巻」は地上から5000m~13000mの上層雲を表していましたが、

「高」は地上から2000m~7000m付近にある中層雲を表します。

ひつじぐもはかわいさときれいさを兼ね備えていて、なんかいいですよね。

 

上層雲と比べて地上により近いので、雲がさっきより大きく見えます。

これがどんどんと厚い雲になると雨になります。

 

●暗記事項まとめ
【単語】  高積雲 中層雲 ひつじぐも
【見え方】 ひつじが群れになったような雲

⑤高層雲(こうそううん):おぼろぐも

高層雲→『高いところのシート状の雲』

高層雲は地上から2000m~7000m程高いところにできる中層雲に分類されます

水の粒で形成されているため、氷の粒の時より光を通しません。

 

朧雲と言われるように、太陽の光がぼんやりとしてしまうくらいの厚さがあります。

この雲が発生し、どんどん厚くなっていくと雨が降ります。

 

●暗記事項まとめ
【単語】  高層雲 おぼろ雲
【見え方】 ぼんやりとしたシート状の雲

⑥乱層雲(らんそううん):あま雲

乱層雲→『雨が降るシート状の雲』

地上から2000m~5000mほどの高さにある中層雲の一種です。

一面とどんよりとした灰色の雲が広がり、雨雲な感じがしています。

 

●暗記事項まとめ
【単語】  乱層雲 あま雲
【見え方】 ぼんやりとしたシート状の雲

⑦積雲:わた雲

 

積雲→『ドット状の雲』

高さが地上から~2000m級の低層雲の一種です。

子どもが絵に描く代表的な雲です。綿菓子のようなふわふわな雲なためわた雲と呼ばれています。

 

●暗記事項まとめ
【単語】  積雲 わた雲
【見え方】 ザ・綿菓子の雲

⑧層積雲:うね雲 くもり雲

層積雲→『低いところのドット状の雲』

地上から2000mほどの高さの低層雲に属します。ドット状というより、ボーダーっぽく、畑の畝に似ていることからうね雲とも呼ばれます。

また、曇りの日に低いところで空を覆っているのはこの層積雲であることが多く、くもり雲とも呼ばれます。

 

●暗記事項まとめ
【単語】  層積雲 うね雲 くもり雲
【見え方】 曇りの日の低いところの雲、うね状のボーダーな雲

⑨層雲:きり雲

層雲→『低いところの雲』

地上から500mくらいの高さにある雲です。

地上に接していると霧、離れていると層雲になります。きり雲と呼ばれます。

 

●暗記事項まとめ
【単語】  層雲
【見え方】 地面から離れている地表近くの雲

 

⑩積乱雲:入道雲 かみなり雲

積乱雲→『ドットというか、一点の雨が降る雲』

雲の厚さが10000mにもなり、高さが地上から12000mにも達する大きな雲。

大きさから昔の巨大な妖怪にならい、入道雲と呼ばれます。

この雲の下は、その厚さから暗くなり、激しい雨やカミナリが起きます。

 

●暗記事項まとめ
【単語】  積乱雲 入道雲 カミナリ雲
【見え方】 とにかく厚さがすごい雲

 

おすすめのアプリ

さて、ここまでで基本的な雲の形を覚えた方に、次におすすめなのが下記のアプリです。

https://kumolog.jp/cms/

実際に外の雲を撮影するとAI判断でどの雲の種類なのか判断してくれる優れものです。

外で雲を見て、自分で推察してみた後にこのアプリで正解を聞いてみましょう。

 

まとめ

本記事では、基本的な雲単語のイメージで理解して暗記できるようにまとめてきました。

・超基本雲単語5

・必修雲単語10

・必修雲名称12

頑張って覚えてみましょう。その後、実戦で使えるアプリの紹介をしています。

あなたの雲ライフの第一歩になれば幸いです。

 

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