前回までのあらすじ
前回、エニタイムフィットネスで1年間週3~4回のゆるい筋トレを続けても食欲増進しすぎて
逆に太っていくことが分かりました。
さすがにこれじゃだめだと思ったので、周りで20kg近く減量した人がたまたま二人いたので状況を聞いたところ、下記の情報を得られました。
・一人目は、ネットゲームで知り合った女の子と初めて会うために痩せることを決心していて、
一日夜一食だけにして、昼の休憩時間はサッカーをして運動してたら痩せた。
二人目は、結婚式に向けて徹底的に糖質を抑えたら痩せた。
糖質制限の実績がありすぎてこれはちょっと試すしかないなと思いました。
カロリー制限はいつもやろうと思っても、結局もう一口、もう一口とついつい食べ過ぎてしまうのが常でしたので、もはや砂糖や小麦粉、米は毒だと思い込むことで決意が固まりました。
また、米や小麦粉はタバコと一緒で、少しでも体内に入れたらより一層欲するようになるただの麻薬、と自分に強く念じて一切を断つことを決めます。
かといって、お肉たくさん食べたいという人間でもなかったので、糸こんにゃくと豆腐をお米の代わりに食べることに決めます。
糖質制限一週目
・意外と糸こんにゃくがお腹にたまるので、余裕余裕、と思いました。
2,3日の間空腹になっても大量に水を飲むことで欲を抑えることができましたし、
なんといっても一年間筋トレをして、一瞬一瞬筋肉を追い込む苦痛に比べたら、空腹の辛さとか余裕じゃんと思えました。
3日目を過ぎてもまだ、あ、全然余裕だと思って生活してました。
糖質制限二週目
あー全然余裕と思って生きてました。
後述しますが、糸こんにゃくのおいしい食べ方や豆腐のおいしい食べ方を色々と考えてました。
ただ米を抜くだけで、他の食材を代わりにおいしくたくさん食べていたので、そこまで苦痛にもならず余裕でした。
夜九時前までにお腹が空いてしまったときようにお徳用のピーナッツを大量に購入したりしてました。
体調も全然よくて、昔から日本人ってお米食べ続けてきたというけれど、それって江戸時代の後期くらいからで本当は雑穀やイモなどを食べてきたので、日本人ってお米がなくてもいけるんじゃあないか、と考えるようになります。
また、14日目くらいに糖質オフの表記の意味もよくわかってないまま、ケロッグのシリアルを購入してしまい、おいしすぎてやめられず謎に糖質オフ表示のシリアルだけはOKっという謎のルールが制定されました。
3週目
ふと、あれ人生まったく楽しくないなと思う期間がきました。
また、どうでもいいことにいらいらしている自分もいました。
4週目
4週目から仕事で少し体を動かす作業が必要で、常時しんどいモードとなり、これはやばいなと感じ始めました。炭水化物が幸福ホルモンのもとになっていることを実感しはじめました。ただ、
最初に自分に思い込ませた米、砂糖、小麦粉は毒っという暗示が逆に炭水化物を取ることを躊躇させるようになります。そのまま言ったら過食症になれたのかもしれません。
制限して28日目
体を動かす作業がまだまだ継続することがわかっており、メンタルも不調になりつつあったので、
ここで制限は中止して、一日に一杯のごはんだけは許可するようにしました。
糖質制限の結果
・結果的に4週間で4キロ減量に成功しました。その後、カロリー制限も含めて6キロ減量に成功しています。
その後1か月ほどたちますが、5kg減あたりを維持しているので、リバウンドもしておらずまぁまぁうまくいった、と思ってよいのではないでしょうか。
・途中から糖質オフのケロッグのシリアル食べていたので、完全な糖質オフとは言えないが、ちゃんと減っていたのでよかったです。
・メンタルはしんどかったので、そんな長期間やるもんじゃないなと思いました。
ただ、
・常に炭水化物をたくさん食べられる状態から、カロリー制限で、少しずつ食べる量を減らすルートより、
ほぼすべての糖質を制限して、そこから、少しずつ糖質を取る許可を出した方が体的には楽だと実感したのはなんだか、よい経験をした気がします。
人の体は細胞単位まで全部変わるまでに1か月くらいと聞いたことがあります。
そう考えると、4週間で今までのラーメン、うどん、米、ポテトチップス、揚げ物で構成されていた自分の体が、
糸こんにゃく、豆腐、肉、シリアルの要素で再構成されていったことを考えるとなんだか不思議な気分になります。
その後、アメリカに行って、カロリーの暴力に一週間程浴びますが、
結局、日本に帰国して落ち着いたころにはそこまで体重に変化がなかったので、消化器官が完全に変わったのだと思いました。
糖質制限はやめた方がいい?
糖質制限自体は、筋トレが好きな人からはめちゃくちゃやめた方がいい、と注意を受けました。
古来、日本人の体はお米からできているので、お肉を食べる習慣の欧米人ならまだわかるが、日本人がその習慣を捻じ曲げてしまうのは体にとってとても悪影響である、とのことです。
その理論はとてもよくわかる一方、古来ここまでたくさん飽食するほどの食事はしていなかったと思うので、現代人にとっては少しもの足りないくらいの糖質くらいがちょうどいいかもなぁとも思います。
まとめ
体、メンタルには悪影響かもしれないのですが、やっぱり糖質制限は痩せました。
一旦、体から炭水化物を抜ききる感じを得ると、
ニッチな趣味とは少し異なりますが、次回からめちゃくちゃ糸こんにゃくとシリアルにはまったので、そのあたりを書いていきます。
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