【趣味で不可能を可能にした人】タマムシの人工孵化に成功した人

インスタ映え

虹色に輝く玉虫。

男性の場合、子どもの頃一度は見てみたい虫だったのではないでしょうか。

そんな玉虫に魅かれ、様々な困難を乗り越えて玉虫の人工孵化に成功された人が静岡県藤枝市にいらっしゃいます。お会いしてきて、その優しいお人柄に触れてきました。

 

(※2022年2月追記 現在はお年のため、タマムシの里は閉館されたそうです!』

芹澤七郎さん

現在もタマムシを育てながら駅前のタマムシの里で、タマムシのグッズを販売されています。

3年以上気長に待ちましょうとのこと。

店内にはタマムシの羽を使った装飾品がいっぱいありました。子供の頃来たら狂喜乱舞していたところでした

最初にタマムシの里について知ったきっかけはたまたま図書館で見かけた本でした。

たまむしを飼うことになったきっかけ

タマムシを飼い始めたのは、55歳ころに、何か趣味を持とうと思ったことがきっかけだったと言われます。タマムシと思いついて、調べてみたところ飼育することが不可能だと言われていいたので、挑戦し始めたと言います。

 

困難その①:タマムシがどこにもいない

早速自分で捕まえに行ったそうですが、なかなか捕まえることが出来なかったとのこと。

そこで一匹5000円で購入することを告知したところ、相当数集まったそうです。

 

解決方法① タマムシがどこにもいない →思い切って他人の力を借りる!

 

困難その②:タマムシが何を食べるか知らない

 

飼育箱に、数種類の木を入れ、どこに集まるか実験してみたそうです。

そこで、えのきの木を食べることを知りました。

 

解決方法② タマムシが何を食べるか知らない →実験する!

 

困難その③:タマムシが産卵しない

当初繁殖させたくても、一年目、二年目はまったく産卵しなかったそうです。

 

そこで、雌のタマムシの行動をひたすら観察することで、

木のくぼみを探していることがわかります。

 

実際にのこぎりで、くぼみをつけると無事産卵したと言います。

 

解決方法③ タマムシが産卵しない →ひたすら観察し、仮説を検証する

 

度重なる困難を乗り越え、タマムシの累代飼育に成功されました。

 

不可能を可能にする解決方法 まとめ

解決方法① タマムシがどこにもいない →思い切って他人の力を借りる!

解決方法② タマムシが何を食べるか知らない →実験する!

解決方法③ タマムシが産卵しない →ひたすら観察し、仮説を検証する

たかが、タマムシされどタマムシです。

何か趣味を続けているうえで困難にぶち当たった時は上記の解決方法があることを思い出してください。

 

下記の「玉虫研究所」のブログでさらに詳しく知ることが出来ます!

本も面白かったので、おすすめします笑

玉虫研究所
藤枝市で平成元年よりタマムシを飼いはじめ、生態研究をし、人工飼育に成功しました。「タマムシの生態と飼い方」の本を出し、メディアにも何回も取り上げられました。工房タマムシの里では羽根を利用してアクセサリーを作っています。

 

 

 

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