養蜂について試行錯誤していると、生じたミツロウ。(養蜂に関しては大作になりそうなので後日まとめて書き記していきます)
このミツロウを何かに使えないかと調べてたら意外と簡単にハンドクリームが作れたので本記事にてご紹介します。
市場に出回っているハンドクリームは石油由来の成分が使われていたり、天然のものはかなり高価だったりします。また、美という付加価値が付けやすい産業でもあるので、自分で作ってみたらかなり安くなること間違いなしです。
本記事では、自分だけのお手製のハンドクリームを作ってみたい方にぜひお読みいただきたい記事となっております。
市場のハンドクリームについて調査
ハンドクリーム作成に当たって、まず一般的に人気のあるハンドクリームの成分が気になったので調べていくことにしました。とりあえず、
ハンドクリームで売り上げ一位の商品ってなんだろうか…?
と思い立ったので調べてみたら、ランキング形式でまとまっていました。
資生堂とか花王とかかなと思ったら意外な結果でした。
1位 アトリックス ハンドクリーム 50g 平均価格196円
2位 コエンリッチQ10 薬用エクストラガードハンドクリーム 80g 平均価格360円
3位 資生堂 尿素10%クリーム チューブ 60g 平均価格371円
アトリックスってどこやって思ったら花王の一つのブランドでした。
なので予想通り、花王、KOSE,資生堂と順当な結果でした。
容量は50~80gと小さめ?で、お値段も200~400円代が全般的に気に入られるラインだとここから推測できます。
参考URL↓
また、冬の花粉対策に特攻薬となるワセリンについても改めて参考にしようと思います。まだワセリンの花粉対策について知らない方は下記のURLを参考にしてみてください。簡単にお伝えすると、花の中にワセリンをまとわせると、花粉に免疫機能が誤作動しなくなって花粉症の症状が和らぐというもの。
鼻の中にべたべたに塗ると鼻水とまったりあんまりくしゃみしなくなって花粉症に地獄な時期を少し快適に過ごすことができます。
ワセリン
値段もお安く、わりとかさついた唇や手に塗るのに便利なワセリン。実は、石油成分由来のものでできているって知っていますか?
こう聞くとなんだか体に悪いような気がしてきますが、フィンランドの方では、
石油が浮かんだ温泉が肌によいと高付加価値な温浴施設として存在しているそうです。
日本でも北海道の北端の方で石油温泉がありました。
石油も元は自然の恐竜とかがもとになっているので、天然のものっていえば天然のものですね。
ただ、やはりそういう石油由来の製品にはどうしても肌がなじまなくてアレルギーが出てしまう人も一定数いると聞きます。
そういう方は一度非石油由来の製品を試してみる価値があるかもしれません。
基本的なハンドクリームの作り方
・ミツロウ 5g
これだけあれば基本はできました。
あとは湯煎でくるくる攪拌して冷めるのを待つだけです。香りをつけるなら精油が必要です。
精油を入れる場合、ある程度熱が冷めて固まり始めたタイミングで精油を入れないと香りが揮発してしまうそうなので注意してください。
また精油に関してもう二点注意点があります。
・柑橘系の精油の場合光毒性といって、紫外線を吸収して肌に放出する効果があるそうなので要注意です。
・100円ショップで売っているフレグランス系は化学製品でたいてい石油由来で精油とは別物です。
肌につけてはいけないとほとんど明記されているので使用はやめておきましょう。
ここからさらに魔応用していきたいと思います。
超絶美人OLにより質の高いハンドクリームへの必要な成分を聴取
男性にもてまくってるOLの友達にハンドクリームってどんな成分入っているか聞いてみたら下記の成分入ってるよと教えてもらったので、調べてみました。
美人が使ってるハンドクリームの成分ってだけでめちゃくちゃ興味が湧きます。
クリーム系買いに行くの連れてってもらったら日本橋の伊勢丹の一階の資生堂で買ってました。強い。
・尿素
窒素を含む有機化合物。無色の柱状結晶。水・エタノールに溶ける。生体内でのたんぱく質代謝の最終生成物で、哺乳類やカメ・カエル・サメなどの尿中に多い。工業的には二酸化炭素とアンモニアとから合成され、肥料・尿素樹脂の原料。化学式CO(NH2)2 カルバミド。ユリア。ウレア。引用元:尿素とは goo辞書
・ヒアルロン酸
《hyaluronic acid》ムコ多糖類の一。眼球の硝子体 (しょうしたい) や関節液・臍帯 (さいたい) ・皮膚などに広く分布。多量の水と結合して粘りのあるゲル状となり、組織構造の維持や細菌・毒物の侵入防御などの役をする。
引用元:ヒアルロン酸とはgoo辞書
ヒアルロン酸が、水を保湿して、肌をガードしてくれるようです。
そのヒアルロン酸は何が原料なのか調べてみると、鶏のトサカか、微生物が発酵して作る生成物だそうです。
鶏のトサカの粉末っていうと悲鳴が上がりそうですね。
また、魚のぬめぬめみたいな成分って聞いてもなんか嫌ですね。
ただ、保水力抜群!ヒアルロン酸っていうと、なんだかありがたい気がしてくる不思議です。
1g1000円程しますが、1gで1リットルの化粧水が作れるようです。
・セラミド
よく名前を聞くなんとなく美肌によさそうなセラミドですが、けっこう生成方法が凝っていてその分値段も高めでした。
セラミドも下記の説明のように保水効果があるようです。
・セラミドとは
セラミドとは、角質層に存在する潤い成分で、細胞と細胞の間にある水分を抱え込んで逃さないよう保持する働きを持っています。潤い成分として注目されることが多いものの、細胞の増殖や分化にも関わっていることが分かっています。バリア機能とも関係の深い細胞間脂質のうち、約半分以上をこのセラミドが占めています。つまりセラミドのはたらきこそがバリア機能の主役だと言えるでしょう。
お肌に十分な量のセラミドがある状態だと、キメが整って、奥から潤いに満ちたふっくらとしたお肌になります。そのため乾燥しにくく、バリア機能もしっかり働いた状態になります。さらにはお肌がふっくらすることで、毛穴が目立ちにくくなる効果もあります。
セラミドの原料は大きく動物型と植物型と人型に分かれるそうです。
動物型は馬から作られることが多く、植物型はきのこやこんにゃく、人型は醸造発酵粕からできているそうです。
(色々調べたですが難しかったので、細かいところまでしっかりと知りたい方はこちらのURLより参照https://www.saticine-md.co.jp/rd/furusato/2327#:~:text=%E6%A4%8D%E7%89%A9%E7%94%B1%E6%9D%A5%E3%81%AE%E3%82%BB%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%89%E5%8E%9F%E6%96%99,%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82)
とりあえず自然由来の成分のハンドクリームを作ってみる
OLの意見を元にとりあえずヒアルロン酸を購入しましたが、それを使ってハンドクリームを作っている事例が探してもなくとりあえずよさそうなものを集めて作っていくことにします。
用意したのは下記3点です。
・シアバター
・ホホバオイル
・ミツロウ
シアバター
天下のロキシタン様がシアバターとは何ぞやをまとめて解説してくれていました。
古くから原産諸国では、食料や民間療法のひとつとして親しまれ、火傷や筋肉痛に使われたり、生後間もない赤ちゃんの肌に塗って紫外線による乾燥から保護するなど、生活に深く根ざしてきました。
美容面でのシアバターは、保湿力がとても高く、全身にリッチなうるおいを与えてくれる「保湿の王様」。引用元:https://jp.loccitane.com/shea-butter
ホホバオイル
ホホバオイルはその分子構造や、豊富な栄養素を含有する特徴から、すべての肌質に合う「美容液」「保湿液」として最も理想的と言われています。また、半永久的に腐らないと言われるほど安定性が高い事が特徴です。
元々先住民族がその効果に着目し、ホホバオイルを「金の液」と呼び、肌や髪など、様々な目的に使用していましたが、その優れた効果は昨今世界中で認知される様になりました。引用元:https://www.naturalorchestra.com/about/index.html
コメント