本記事では、管理人が知ることが出来た専門家ご用達のニッチなアプリを4選ご紹介します。
こんなアプリあるんだなぁと思っていただいて、いつか何かの機会に思い出して使っていただけたら幸いです。
日常で使うことはほとんどないと思いますが、その専門性の高さに知的好奇心がめちゃくちゃくすぐられるアプリがまだまだたくさんあると思います。
専門家が使うめっちゃすごいニッチなアプリ 5選
地理系専門家ご用達アプリ:スーパー地形
東京大学の大学院で地質を研究されている方に教えてもらったアプリです。
その土地が火山の噴火によってできているのか(火成岩)、川で流された土や砂でできているのか(堆積岩)等、わかります。
また、その土地が出来た年代などもわかります。
他に、植生がわかったり土砂災害が起きた地域や津波で浸水可能性のある地図等、スーパーな地形図が無料でたくさん閲覧することが出来ます。
例えば上の図は浜松市の地図です。堆積岩で汽水成層ということなので、「近くの天竜川から流されてきた土砂と、元々海で堆積した土砂が地面の変動で陸になったものが混ざって積もって形成されているのかな?」など、想像できます。
また、チバニアン期という日本の千葉県で見つかった地層でできているようです。
このチバニアンも面白いので興味ある方は下の記事を読んでいただければと思います。
チバニアンの面白さについて端的に紹介すると、磁石のN極とS極が地球の歴史では、何度か入れ替わることがあり、その証拠がチバニアンで発見された、というところです。
浸水領域なども確認できます。
↓無料版では確認できませんが、有料版だとこういう機能も使えるようです。ただただすごいです。
スーパー地形のアプリは色々な機能が搭載されすぎていて、使い方がややこしいです。
そのため、ついに公式ガイドブックも出たらしいです。
プロカメラマンご用達アプリ:サン・サー・ベイヤー
あるプロカメラマン曰く、「天然光は究極のスポットライト」と話されていました。
どんなライトよりも天然光で撮った被写体の方がきれいに見えるそうです。
そんなプロカメラマンに教えてもらったのが、サン・サー・ベイヤー。
有料で880円しますが、かざすだけでその場所で何時に太陽がどのあたりにあるか可視化してくれます。
無料版でも、だいたいの太陽の動き方がわかります。
撮影の下見で、天然光の入り方まで計算して当日どこで写真を撮影するか決めるそうです。
ちなみに、人を撮影するときは順光(カメラマンが太陽を背にして撮影する)でも、逆光(太陽の方向にカメラのレンズが向いて撮影する)でもなく、太陽の光が横から射すようにすると影がきれいにできて陰影がくっきりとして立体的に見えるそうです。
アプリ自体のレイアウトもお洒落でかつ実用的なのが見ていて飽きません。
プロ転売ヤーご用達アプリ:amacode
「ストアカ」でネットでの物品販売について学ぼうと思って、受講したコースがありました。(「ストアカ」については下記記事で説明してます)
実際に授業を受けてみたら、実は転売の授業でとてもびっくりしました。
ただ、転売ヤーの方たちの動き方について学べてとても面白かったです。
そこでプロ転売ヤ―の方が紹介されていたのがamacodeです。
amacodeを使って、商品のバーコードを読み取ると、
アマゾンで出品されている商品の値段と、アマゾンを使って販売するときの販管費(手数料や配送料等)を引いた金額が出るので、いくらで仕入れたら利益が出るのかが計算できます。
ブックオフなどでこのamacodeを使って100円コーナーで思わぬ高額商品を発見することなどもできます。
転売を推奨するつもりは全くないですが、
・リアルな商品とネットで販売されている商品の値段が異なること、ネットでみんながどれだけその商品を購入しているかがジャンル別でランキング形式でわかる
・家電製品とかでも、月ごとで価格が異なることがわかるので店頭のポップに騙されずに本当の最安値がわかる。
等、面白いポイントは結構ありました。
船関係者ご用達アプリ:marinetraffic
確か「かぐや様は告らせたい」の主人公の趣味が船が進んでいるのを見ることだったような気がする…から調べてみました。
「marinetraffic」というアプリで、世界中の、GPS信号がついている船の動きを逐一知ることが出来ます。
アプリ
公式サイト↓
例えば静岡の清水港だと、こんな感じです。
近くに見知らぬ国旗の船が来ていることがわかりました。
その船の詳細を見てみると、
『Flag:Panama』からパナマから来ていたことがわかります。
パナマについてウィキで調べてみると、
中南米の国だと言うことがわかります。
最近清水港はペットフードの輸入が盛んなので、そのたぐいかなと思って調べていたのですが、ウィキでは、
・「バナナとエビの輸出と、銅や金鉱山の開発」
・「パナマ船籍の外国商船からの収入も多い(便宜置籍船)。便宜置籍船は、籍を登録した国に輸出したことになるため、船舶の税が安いパナマは日本の最大の船舶輸出先である。」
wikipedia「パナマ」より引用
と記載ありました。
ということは、バナナかエビか、鉱物か、税金を取られないようにパナマ発ということにした色んな商品か、ということになります。
色々想像が膨らみ面白いです。
今回は、船の進行についてお伝えしましたが、「findtradar」というサイトでは、飛行機の動きが逐次見ることが出来ました。
こちらは、「marinetraffic」と比べて逐一飛行機が動くのでぼーっと見ている分には楽しめますが、
基本的には成田→ニューヨーク 等、普通の運行なので、船のように色んな情報を探すことはできませんでした。
プロFXの人ご用達アプリ:羊飼いのFX
プロFXで、若くして会社を辞め充分稼いでいる人に教えてもらったアプリです。
FXやっている人は知っていて常識らしいです。
公式HP↓
為替の値動きに関係するニュース発表の時刻が羅列されていて、
Sランク級のニュースで重要なものは大きく市場にインパクトを与えることがあり、その予兆について世間より少しだけ早く知ることが出来ます。
FXをやっていない人もいちおう世の中の流れを知るという点では楽しめるのではないでしょうか。
まとめ
本記事では、専門家が使うニッチなアプリについて5つ紹介してきました。
- 地質の「スーパー地形」
- 日光の動きを追う「サン・サー・ベイヤー」
- アマゾンの商品の価格の変動をつかむ「amacode」
- 船のGPS信号を追跡する「marinetraffic」
- 為替に変動を起こすニュースを先取りする「羊飼いのFX」
また、面白いものがあったら逐次追加していきます。
読んでくれた方の少しでも知的好奇心をくすぐれたら幸いです。
また、こういう専門家が使うニッチなアプリがあるよ!という情報もお待ちしております。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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