バイオテクノロジーとは
バイオテクノロジーとは簡単に言うと、植物や動物がもともと持っている能力を利用したり、それを改良する技術のことです。
昔から人類が行ってきた発酵や、品種改良もこの言葉に当てはまります。
近年DNA構造が解明されたことによって、今までなぜそうなるのかが説明できなかったことが
一気にわかるようになりましたが、それもまだまだ氷山の一角。
人類の未知なる世界への最前線となっています。
健康・医療、環境・エネルギー、素材・材料分野、食糧分野等多岐にわたって革命を起こすと期待されています。
フロンティア精神をお持ちの方にピッタリの趣味です!化学記号への苦手意識がない方ならなお楽しいと思います。
バイオテクノロジーを使ってできること
例1 クモの糸で服を作る。
蜘蛛の糸の主成分である「フィブロイン」の遺伝子情報を元に、独自の技術で大量にタンパク質を生産することに成功し、2019 年 12 月にこのたんぱく質を使って製作されたアウ
トドアジャケットが「ムーンパーカ」として日本国内で数量限定販売されました。
この技術を持っているspiber株式会社は、250億円以上の資金調達に成功するなど、かなり注目を集めていきます。
例2 コロナのワクチン
COVID-19のワクチンの開発には、存分にバイオテクノロジーの技術を使われています。
メッセンジャーRNAタイプという新しいワクチンの開発が、通常のワクチンであれば開発にかかる年月が10年単位であるのに対し1年という短期間で進めることができたのも、この技術の発展のおかげだと言います。
ちなみにワクチンの開発元のモデルナは、2021年の12月の決算で、売上が1兆9500億円を想定されると発表しています。
ちなみに、2020年12月のコロナ研究開発費用は1370億円で、スケールの大きさに唖然としますね。
例3 光る絹糸
バイオテクノロジーによって、光るたんぱく質も作成可能で、
有名な光る絹糸も作れるようになります。
まだまだ実用段階ではなく、光らせる環境を作るのも大変だそうですが…。
バイオテクノロジーやってみたい!
bioclubが有名だと思います。
東京の渋谷道玄坂にある、fabcafeで定期的にイベントが開催されています。
下記にURLを添付しますが、HPはイベントの報告がメインなので、ご興味ある方は、facebookをチェックされた方がいいです。
結論
今後もますます目が離せないバイオテクノロジー。
化学記号が得意な方はぜひチェックしてみてください。
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