たびたび話題になる車中泊。
本記事では、車中泊をするにおいて、コストパフォーマンスが最も高い形はどれかを、様々な記事、動画を見漁り、熟慮に熟慮を重ねてセレクトしたものについて紹介していきます。
車中泊においてそもそも大切なこと
そもそも管理人はビジネスホテルに泊まるがけっこう苦手で、自分の家の枕がないとなかなか寝付けませんでした。
旅行行くたびに二日目から徐々に疲労が蓄積されていて、二泊三日等の時には、もう疲労困憊になっており、100%楽しめていない状況でした。
そこで車中泊に求めるのは
自分の部屋のようにちゃんと睡眠の質を保証できることを一番大切なことと位置付けています。
車中泊において必要なこと3つ
まず、前提として管理人は社用車兼愛車としてエブリイのDA17Vを使っています。
過去になんちゃって車中泊をした経験や、今回ちゃんと車内の仕様を整えるうえで、色々な記事や動画をあさる中で、車中泊をするに置いて大切な根本が下記の3つだと思いました。
それが
②カーテン
③夜の光
です。
結局ここの3つが根本な気がします。
①寝床について
床について
寝る環境を整えるにあたって、車の床がでこぼこしているのでフラットにする必要があります。
専用のベッドキットを購入してもよいですが、専用のモノを購入するよりも大量生産されてコストダウンされたコスパのよいものを探していきます。
ここで、一つ大論争が起きるところです。
床はコンパネを敷くべきか、否か問題です。
コンパネを敷くメリットは、簡単かつ安価にフラットな環境を手に入れることができるため、多くの車中泊愛好家が選択する手です。ただ、コンパネはけっこう重たいので、燃料代がより多くかかってしまうが難点です。
エブリイDA17Vに限っては、けっこう初期からフラットなため、今回はジョイントマットを使う選択をします。
コンパネは買ったらもう使い続けないといけないですが、ジョイントマットなら、最悪他の手段でも使えるという可逆性を加味した選択になります。
先に費用からお伝えすると、コンパネを使っても4000円近くで、ジョイントマットを使っても4700円くらいのため、ここは好き好きかなと思います。
このジョイントマットに関しては色んな動画を漁った中でコメリの60cmの大判のジョイントマットを選択しました。
ただ注意点としては、上記の60cmのジョイントマットは現在生産停止されているようで、サイトにある限りのようです。
コメリに買いに行ったら55㎝のものがあり、店員さんに60cmのものの所在を聞いたら上記のようにもうないよとの回答がありました。
1万円以上の買い物をしないとコメリのサイトでは送料無料にならずだいたい700円程かかりそうだったので、同じようなものがジャンボエンチョーという近くのホームセンターで、4つ1セットの1600円程で売っていたため、もうそれでいいやと思い、3セット購入しました。
実際にエブリイに敷いてみると横60cm×2つ、縦60cm×3つの、二重に敷いてジョイントマットが気持ちはみ出るくらいでした。ただまぁジョイントマットなので無理やり押し込んでもちゃんとはまってました。
これだけでも割となんかいい感じでしたが、管理人の憧れ的には木目調の床がベストです。
多くの車中泊ユーチューバーはコンパネに木目調のシートをタッカーで貼り付けていい感じにしています。ただ、こちらはジョイントマットなのでホームセンターを歩いてるときに木目調シートを購入してただ敷くだけにしてみようと思いつきます。
木目調シートはホームセンターで、185cm×〇cmみたいな感じでこちらの要望に応じてカットしてくれる感じでした。
コメリ、ジャンボエンチョー、カインズホームを渡り歩いて調査した結果、カインズホームが一番安かったのでカインズにしました。
185㎝×130㎝分を切り売りしてもらいます。だいたい2500円くらいになります。
これで床は完了です。
実際に敷いてみた写真です。130㎝だと横に広すぎてぶかぶかになってしまったので、120㎝くらいの方がベターかもです。ただ、ジョイントマットだけだと二重にしたとしても下の凸凹が若干気になります。
(実際に試してみての感想)
全然寝ることはできました。ただ、フワフワしてる浮遊感があり慣れるかもしれないですが、管理人は苦手でした。
たぶん、多くの人がやっているようにここは神経質な人はおとなしく床にコンパネ敷いた方がよさそうです。重量が気になるので、次回は寝るところの下だけコンパネを入れてみようと思います。
寝床について
続いて寝床ですが、
色々調べている中で、ちょいちょい口コミでこれがいいよって小さく色んなところで評判にあがっていたのが、カインズのフラッティです。縦180㎝横60㎝、厚みが8㎝でみんないいよって挙がってたので、信じて購入してみました。180㎝のサイズのはだいたい5000円くらい。カバーが2000円くらいですが、店舗に行ったら併せて5000セールをたまたましてました。
帰宅後、実際に試してみると、万年布団派の自分としては柔らかすぎて、最初は正直こういうんじゃなくて、快活クラブとかに敷いてあるちょっと硬派なやつにしておけばよかった…って後悔しました。
ただ、数日フラッティの上で疲れたときにちょっと寝そべったりして徐々に慣らして、
寒くなって猫がもともと使っていた布団を占領しはじめたのでフラッティで寝るようにしたら意外と寝やすいかもと思いようになりました。
手とか足を組んで重ねて寝るとき、布団の場合は長時間同じ姿勢でいると上の手や足の重みによって痛みを感じるときがあったのですが、フラッティの場合はそれがない気がします。
あと、いい意味で暖かかくなりにくい気がします。
布団の場合、寝る前に長時間寝転がっていると熱くなりすぎて、いざ寝るときに寝づらい…とよくなるのですが、フラッティはけっこう長時間寝ていても熱くなりすぎない気がします。
色々と感想を書きましたが、正直せんべいも布団も硬めが好きな管理人としてはちょっと物足りない気もしますが、まぁ普段でも全然寝れてます。
あと、車中泊の時だけフラッティを使ってたとしても絶対に寝付けなかったので、先に慣らしておくのけっこう大事だなと思いました。
大事なことなのでもう一度お伝えします。
なるべく安眠するために、車中泊の時に使う枕や布団、シーツは数日前から慣らしておいた方がよい
と管理人は思います。
実際に車中泊で試してみて
フラッティは既に家で試していたので問題なかったです。
寝床も制覇したので、さらにその上について考えていきます。
シュラフについて
管理人は車中泊の天敵である虫や暑さのない秋~冬のみだけ車中泊をしようと思っていたので割と防寒は大事です。
とりあえず枕はいつも使っているやつをもっていきます。
掛布団もいつも使っているやつをもっていきます。
これでフラッティも数日間使って馴染んているので、もう大丈夫な気がします。
ただ、まぁもっと寒くなることも考慮して寝袋の購入を考えます。
ここでミイラ型か、封筒型か、考える必要が出てきます。
シュラフ ミイラ型 封筒型問題
調べていくと、
ミイラ型の方が軽量で安価で持ち運びが便利だそうですが、狭く、
封筒型は、大きくなりがちで割と広さには余裕はあるがその分隙間が多くミイラ型に比べて保温効果が低い、というような認識を持ちました。
キャンプ好きな友人にオーディエンスしてみると、特に寝袋は洗わないからどっちもでいいよと言ってました。
ただ、ここはカップル車中泊ユーチューバーが推していたコールマンの封筒型の寝袋にすることにしました。洗濯もできるとか聞くといいなって思いました。ミイラ型はなんか洗濯しづらさそうだなっていう印象でした。
ここで、車中泊ユーチューバーあるあるなんですが、だいたいコロナ化に流行っていた時のおすすめの商品を取り上げているので、もう商品が欠品していたりするんですよね。
今回のコールマンの封筒型の寝袋ももう製造中止されたやつが紹介されていたので、考え方だけ取り入れてそこから何を買おうか考えていきます。
結果絞った候補が2つ。
ワークマンのミイラ型寝袋と、コールマンの封筒型寝袋。
今回はアウトドア用品の王道のコールマンでいこうと思います。
本当は一番安くてデザインも割と素敵な「コールマン(Coleman) 寝袋 パフォーマーIII」のC5(5度くらいまで快適に過ごせますよって指標)を買おうと思ってました。
ただ色々調べていく中で、上記のシリーズだと安価な分、防寒対策がそこまでじゃなかったりシャカシャカ感があるみたいなレビューを見たのでその上位互換にすることに。
こんな記事みてると上位互換がいいなって思えてきました。
この記事とかも参考にして、ちょっとデザインの鳥がかわいくないけれど、布団のような質感とのことだったので、「コールマン(Coleman) 寝袋 コージーII C5」を選びました。
さらに上位互換の「コールマン(Coleman) 寝袋 シュラフ マルチレイヤースリーピングバッグ 」とも悩みましたが、まだまだ色々買いそろえるものが多いため、一旦コージーⅡの方で我慢しました。
実際に試してみると、10月にも関わらず蚊が飛んでるようなあつい日だったのもあって、このあったかさじゃ寝られんとなって薄い布団で寝ました。寒い日に試してみます。
さて、寒い日に試してみると、上の掛布団が暑くてどけるくらいになります。
温度管理が難しくて、慣れるまでけっこうかかりそうです。
実際に車中泊で試してみて
問題なかったです。むしろ想像以上に寒くなったので、心配でしたがめっちゃ暖かくて助かりました。
寝るときに若干背中側のシュラフを上まで引き上げるの大変だなと思いました。これみんなどうやって解決してるんでしょうか…。
②カーテンについて
愛車エブリイDA17Vは商用車だけあって、中はけっこういかにも商用車って感じの雰囲気をしています。
今までちょこっと車中泊してみたときは、その辺のホームセンターで買った「セイワ(SEIWA) 車内用品 カーテン 楽らくマグネットカーテン」を使ってました。
とてもいい商品で、内側の光は特に外側に漏れたりもせずけっこうコスパよいです。
ただ、やっぱり周りが商用車の中ってことでそこまでテンションが上がらないので、せめて夜くらいは自室にいるくらいのぬくぬくした感じがいいなぁと思い、大事なことにカーテンをあげさせていただきました。
カーテンに関してはすごいおしゃれに車中泊をされていてあこがれているアキチャンネルさんが利用されていたものをまねさせていただくことに。
アイデアがすごいです。
縦に長い丈230cmのカーテンを、横にして使うことでほぼ全方位カバーするという…。
管理人は180㎝のカーテンを横にして利用するまでは思いついたのですが、かつあと2つくらい短いカーテン買うので、結局8000円くらいかかりそうだなぁと考えていました。
ニトリやカインズ、無印良品を回りましたが230cmのカーテン自体なかなか見つからず、あっても値段は倍くらいです。
アキチャンネルのアイデアなら半額で済みそうです。
動画の前半が裁縫シーンで私には無理…と思っていましたが改めて観てみると、
まぁそこまで難易度の高いことはされてませんでした。
要約するとカーテンを布に戻して、100cmの幅を70cmにされてました。
管理人としては、できる限り下まで全方位カーテンで覆いたかったので幅は戻さず100cmのまま利用することにします。
また、動画では省略されていますが、M6ナットや鉄のところに磁石などでつけているのもこれこれ~って感じでした。
③夜の光について
以前からなんちゃって車中泊をしているときに思ったこと。それは夜の行動のしにくさです。
やっぱり夜にいつもの室内と同じような明るさで行動できないとストレスを感じます。
正直、他二つに比べて絶対的に必要というわけではないですが、快適な環境づくりというテーマでは大切だと思います。
快適な環境づくりには、室内で生活するレベルの明るさが車中泊にも求められます。
上記のことを念頭に色々動画を漁ると、おすすめの結論的にはダイソーのテープライト(2m)に行きつきました。
この設置方法についてはミルトンチャンネルがおすすめです。
この人ダイソーの商品を使ってDIYする天才的なアイデアが他のユーチューバーよりつまっています。
ダイソーのファスナーテープを使ってテープライトをつける発想はけっこうすごいなと思います。
ただ、このテープライト欠点が、スイッチがないんです。
別でスイッチを用意する必要があります。(一応今ダイソーには1mのテープライトでリモコン付きのも売っていますが長さ的にこちらを採用しました)
スマホで操作できるものもあってこれいいなと思いました。
長さがけっこう長くて、フロントの方でまとめる形になるので、その想定をしながらテープを貼ってください。
実際に車中泊で使ってみて
管理人は結局間に合わなくて、とりあえず片方だけバッテリーにつないで明るくしてみました。
めちゃくちゃ明るくてめっちゃよかったです。
片方だけでも全然室内って感じになりました。
2mのやつ買わなくても、1メートル+リモコン付きのやつで全然なんとかなりそうです。
ただ、上記のミルトンチャンネルのアイデア通りテープをつけてみましたが、重みで取れてきてしまって何度も付けなおすことになりました。
改善策としては、鉄製のM6ナットを3か所ほどに取り付けて、
テープライトに強力な小さな磁石をつけて、取り付ける方法がいいかなと思っています。
一旦まとめ
本記事では一旦、最重要事項の
①寝床
②カーテン
③夜の光
についてまとめてみました。かなり調べに調べて、考えに考えていきついた結果なので管理人としては満足でした。
ただ、実際に使ったら、①寝床のジョイントマットだと浮遊感を感じてしまい、まだ完全な自分の家というところまでは遠く毎日徐々に消耗していきました。
それに昼間だらだらしたくても24時間何となく気が張っていたりする感じがありました。
ただ、その分家に帰宅後、最近ちょっと寝付けていなかったのがうそのように久しぶりに泥のように眠れて感動しました。
うまるちゃんの宴の最適解がポテトチップスとチョコレートの交互食べのように、
車中泊と自宅寝を交互に繰り返すことで、どっちの幸せも最大限感じられるようになるかもしれませんね。
次の記事では、さらに車中泊を楽しむために確保したものについてまとめていきます。
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